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POOM SAKSANSIN’S GOLF NAVI ! Vol.12

2018-12-24 | GOLF

「コースマネジメントの大原則~自分の飛距離を知る~」

サワディーカップ!プーム・サクサンシンです。さて、早いもので2018年ももう終わろうとしています。なんと、僕の連載も12回目を迎えました!ご愛読いただいている皆様、本当にありがとうございます。2019年も、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、僕は2018年、曲がらないボールを打つスイング作りを課題にトレーニングをしてきました。ゴルファーにとって「飛んで曲がらないボール」は理想の1つですが、これができればトッププロになれると言われています。飛んで曲がらないボールを打つというのは、それほど難しいことです。

しかし、飛んで曲がらないボールを打てるだけでスコアがよくなるとは限りません。ゴルフは単にボールを飛ばすのではなく、狙ったところに打ち、思い通りの打数でカップインさせてスコアメイクしていくスポーツだからです。どこを狙い、どのクラブを選択し、どのホールを攻めてどのホールを守るのかという「コースマネジメント」がしっかりできなければ、良いスコアが出ないのです。言い換えれば、曲がるボールしか打てない、あるいは飛ばないという方でも、コースマネジメントが上手にできればスコアを縮めることができます。

コースマネジメントを上達させるために大切なのが「自分の平均飛距離を知る」ことです。自分の平均飛距離くらい知っている、という声も聞こえてきそうですが、実際はどうでしょうか?僕の経験で言えば、飛距離について間違えて理解しているアマチュアゴルファーが多いように感じます。コースマネジメントに必要な飛距離とは、実際に球が止まった地点までの距離(キャリー+ラン)ではなく、ボールの落下した地点までの距離(キャリー)です。ランは芝や天気、土などの要素によって左右されますから「キャリー+ラン」を自分の飛距離だと考えて過大評価してしまうと、コースマネジメントが成り立たなくなってしまいます。つまり「越えられるはずのバンカーを越えられなかった」「ピンの根元を狙ったのに大ショートした」といった状況が生まれてしまうということです。狙ったところに打つには、まず自分の飛距離(キャリー)を正確に理解していなければならないということですね。

このとき基本になるのは、あくまで「平均的なキャリーの距離」です。10球に1球打てる程度の“超ナイスショット”を基準に考えたり、相手が8番なのに自分が7番で打つのは恥ずかしいなどと少し見栄を張りたくなったりする気持ちも分かりますが、まずは自分のことを理解し、“賢く”プレーをすることを意識してみてはいかがでしょうか。







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