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POOM SAKSANSIN’S GOLF NAVI ! Vol.17

2019-06-01 | GOLF

「スコアメイクの基本③~パー4の心得~」

サワディーカップ!プーム・サクサンシンです。今回のテーマは「パー4」の攻略法!

以前、プロ選手のスコアに関するおもしろい統計データを見たことがあります。パー3やパー5の平均スコアは賞金ランキングにあまり影響していないけれど、パー4の平均スコアがいい上位の選手は、どの選手も賞金ランキングの上位に来ていることが分かっています。

パー3やパー5は得手不得手が大きく分かれてしまうため何とも言えませんが、実は、パー3・4・5の内、選手間の平均スコアの差が最も大きく開いているのは、パー4なんです。これはアマチュアも同じで、シングルゴルファーとアベレージゴルファーの差が最も大きいのはパー4。なぜならパー4は、パー5ほどミスが許されないし、パー3ほど結果オーライが期待できないホール、つまり実力が最もよくあらわれるホールなのです。そんなホールが18ホールの内10ホールもあるのですから、パー4のスコアが良ければ、自ずと全体のスコアも良くなります。

さて、パー4のスコアメイクとしては、前回ご紹介したティーショットの狙いどころなどを含めた技術的な問題もありますが、一番大切なのは「パーをとるホール」と「ボギーでいいホール」を明確に意識することです。

パー4の中でも、比較的距離が短くパーがとりやすいホールと、ハザードが多くあったり距離が長かったりしてパーを取るのが難しいホールがあります。スコアがまとまらない方というのは、すべてのホールでパーを取りに行こうとしますが、それは僕たちプロでも難しい話です。上級者は「ここは手堅くパーを取りに行く」というホールと「ボギーで十分だから最初から3オンのつもりで行く」というホールを明確に分けているんです。

例えばハンディキャップ1のような難易度の高いコースは、ティーショットで距離を狙いに行くよりも、少し短いクラブでフェアウェイキープに徹した方が賢いですし、グリーン周りにハザードがあるコースでは、あえてグリーンを狙いに行かず最初から刻むつもりで3打目に集中するようにするなど…。上級者とビギナーには、こういった“考え方の違い”があります。それに、最初から「ボギーでよし」と思うと、途端に気が楽になり、予期しないタイミングで3打目が寄ってパーが取れてしまったりします。ゴルフはつくづく、メンタルの競技だなと感じるところですね。

みなさんも、最初からボギー狙いなんて少し変な気持ちになるかもしれませんが、スコアメイクの基本である「パー4」の心得、ぜひ意識して実践してみてくださいね!






POOM SAKSANSIN’S GOLF NAVI ! バックナンバー
Vol.16 https://www.thailandcard.com/ctnews/1166/

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